東プレ、前期経常を30％下方修正

　東プレ <5975> が5月12日大引け後(18:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の150億円→105億円(前の期は217億円)に30.0％下方修正し、減益率が30.9％減→51.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の72.9億円→27.9億円(前年同期は86.2億円)に61.7％減額し、減益率が15.5％減→67.6％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年３月期通期連結業績予想は、2019年11月14日公表の予想と差異が生じる結果となりました。　売上高につきましては、主に自動車用プレス部品において、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国内外の連結子会社の受注が減少したことが要因となっております。　営業利益につきましては、上記売上高の減少や金型の先行投資等による減益が主な理由です。　経常利益につきましては、上記営業利益の減少に加え、為替差損4,100百万円の発生が主な要因です。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって大きく異なる可能性があります。