テラは3日連続ストップ高、新型コロナ関連で投資資金の攻勢続く
テラ<2191.T>は一時ストップ高に買われた。きょうで5連騰で、3営業日連続のストップ高となる。株価は前日時点で既に倍化しているがなお上値指向が強い。東京大学医科学研究所を発祥とするバイオベンチャーで樹状細胞ワクチンによる療法が強み。4月27日取引終了後、遺伝子や細胞などを用いた先端医療支援を手掛けるセネジェニックス・ジャパン(東京都中央区)との間で、COVID-19肺炎に対する間葉系幹細胞を用いた治療法の開発に関する共同研究契約を締結したことを発表、これが物色人気に火をつけた。ここバイオ関連株は新型コロナウイルスのワクチンや治療薬に絡む思惑材料で株価を急騰させる銘柄が相次いでおり、そのなか株価が低位に位置していた同社株は、値幅取りを狙った投資マネーのターゲットとなっている。
出所:MINKABU PRESS
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