常磐興、前期最終を一転赤字に下方修正

　常磐興産 <9675> が4月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結最終損益を従来予想の4.2億円の黒字→1.2億円の赤字(前の期は5.2億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の5億円の赤字→10.4億円の赤字(前年同期は8.4億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年３月期（累計）連結業績につきましては、2020年２月12日に通期連結業績予想の修正を公表しておりますが、新型コロナウイルスの国内における感染拡大により、主力のスパリゾートハワイアンズにおいて、３月４日から春休みを含む23日まで日帰り施設を臨時休業したこと、またこのことにより宿泊予約キャンセルが発生したことにより売上高が落ち込み、これに伴い営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回予想を大きく下回る見込みとなりました。　　　これにより前回発表いたしました2020年３月期連結業績予想を上記の通り修正するものであります。　　　なお、配当金につきましては、前回予想のとおり１株当たり期末配当20円を予定しております。　　　上記の業績の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。