オイシックスは大幅反落、上場市場変更発表も公募増資及び売出発表で希薄化など警戒

　オイシックス・ラ・大地<3182.T>は大幅反落している。１９日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、４月９日付で東証１部または２部へ市場変更することになったと発表したが、同時に３０１万３６００株の公募による新株発行と５０万株の売り出し、上限を５２万７０００株とするオーバーアロットメントによる売り出しを発表しており、１株当たり利益の希薄化や需給悪化を警戒した売りが出ているようだ。

　今回の公募増資などによる調達資金約３５億３７６５万円については、新海老名ステーション稼働にかかる設備投資やシステム投資などに当てる予定。なお、市場変更後の所属部に関しては、発行価格等決定日（３月３０日から４月２日までの間のいずれかの日）以降に決定する予定となっている。

出所：MINKABU PRESS