割安度は高い
現在の労働市場は、新型コロナウィルスによる影響により、在宅・ホームワークの必要性が高まっていると同時に、我が国の労働市場は高齢化が急速に進んでいる。この2つの社会変化にもっとも対応力があるのが、同社のサービスだと言える。
決してPCの操作に慣れていないシニア層でも在宅ワークが出来るような環境を整えるには最適なツールが「Chatwork」だ。
今回の新型コロナウィルス問題によって、在宅ワークをどのようにスムースに管理するか、ということが、企業各社のテーマになった。純粋な社内ネットワークだけであれば、社内のシステムで解決すべきだが、多くの、特に中小企業は、自社ネットワークだけで仕事をやり取りすることには限界があり、どうしても外部の専門家、コンサルタント、外注事業者などとの密接なやりとりが必要となる。こういった用途に最も強いのも「Chatwork」であり、現在、中小事業者を中心に、約40万の課金ユーザーを持っている。
2019年12月期には、売上18億円、営業利益77百万円を計上し、黒字化を明確なものとした。同社は2019年9月に上場した新規上場銘柄でもあるが、公開時の公募価格は1600円、上場初値は1480円であり、現状株価は、その半分になっており、割安度は高いと考えられる。