昨日のドル円は、107.51円で始まると、東京時間、日経平均の上昇を受け107.74円まで上昇。その後、本邦輸出勢の売りで107円台前まで下押しとなるが、底堅く推移。ロンドン時間、107円台前半で小動き。NY時間、米国内でも新型コロナウイルス感染者が増えた事で、米景気悪化懸念から、NYダウ平均が下落。リスク回避の円買いが先行し、ドル円は105.96円まで下落。
コロナショック収まらず、ドル円106円割れ。
買戻し先行となったドル円だが、コロナショックは収束に兆しはなく、昨年9月以降の105円台まで下落。テクニカル的には、週足一目均衡表で①転換線=基準線となり、三役逆転手前となっている。新型ウイルスに対する、具体的措置や収束感が出ないと、まだ底はつけそうにない。
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