昨日全面安の中で逆行高、需給整理が一巡した赤札銘柄につけ
時価総額:54億円
PER:29.28倍
PBR: 3.35倍
ストレージ製造販売ファブレス企業だが、AI(人工知能)向けのディープラーニング研究用のAIサーバなども取扱っている。利益率の高いストレージサーバや世界最先端のデータセンターGPUに対応したサーバなどを販売、周辺機器も伸びている。協業している台湾プロミス・テクノロジー社製品の販売も好調。
業績面においては1/9に第3Q決算を発表し、中間期に続いて前年比で2ケタの増収増益を確保したことや高付加価値製品の引き合いが好調なことが確認された。2/13には2期ぶりとなる増配発表を行っており、収益基盤が安定してきたことを物語る。
株価は昨日の全面安商状の中で逆行高を演じ1日で20%超の上昇となったほか、上記決算発表後の急騰から1か月強の調整期間を経て需給の整理が一巡してきたという点が見どころとなる。昨日の出来高は32万株、VWAP(売買高加重平均コスト)は2490円で、それなりに利益確定売りも出てこようが、このVWAP値を維持できれば強い相場が期待できる。時価総額がまだ低いといった点から上値を伸ばして年初来高値にトライするシナリオも浮かび上がる。