有機薬がストップ高カイ気配、抗ウイルス点眼薬で思惑浮上◇
有機合成薬品工業<4531.T>が急速人気化し、ストップ高カイ気配に張りついている。特殊合成品を扱うが、市場では「抗ウイルス点眼薬を手掛けていることが買い手掛かりとなった。新型肺炎については目からウイルスが感染することもあり、初期症状として結膜炎に似た症状が出るというケースも伝えられていることから、同社株はその思惑に乗った形だ」(国内証券マーケットアナリスト)という。ただ、同社の点眼薬が新型コロナウイルスに効く可能性は低いとみられ、「思惑先行の域を出ていない」(同)としている。一方、きょうは東京エレクトロン<8035.T>やSUMCO<3436.T>など半導体関連が買い戻されているが、有機薬の売上高の約3分の1は半導体向けなどの工業用薬品で占めており、半導体関連切り返しの流れにも乗っている。株価は低位に位置しているが1株純資産が500円あり、PBRがストップ高後の水準でも0.6倍台にとどまっていることが物色人気を助長している面もあるようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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