三洋化が4日ぶり反発、全樹脂電池の量産を21年春にも開始と報じられる
三洋化成工業<4471.T>が4日ぶりに反発している。きょう付けの日本経済新聞朝刊で「次世代型のリチウムイオン電池『全樹脂電池』の量産を2021年春にも始める」と報じられており、これが好材料視されている。
記事によると、150億円を投じて福井県に新工場を整備し、世界で初めて量産に乗り出すという。全樹脂電池は、全個体電池が電解質を有機液体から固体電解質を使用するのに対して、正極や負極も樹脂製とした電池。リチウムイオン電池に比べて発火しにくいうえ、製造が容易で、低コストに生産できるといったメリットがあるとされる。19年に子会社化した電池技術開発のスタートアップ、APB(東京都千代田区)が量産を行うとしている。
出所:MINKABU PRESS
記事によると、150億円を投じて福井県に新工場を整備し、世界で初めて量産に乗り出すという。全樹脂電池は、全個体電池が電解質を有機液体から固体電解質を使用するのに対して、正極や負極も樹脂製とした電池。リチウムイオン電池に比べて発火しにくいうえ、製造が容易で、低コストに生産できるといったメリットがあるとされる。19年に子会社化した電池技術開発のスタートアップ、APB(東京都千代田区)が量産を行うとしている。
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