ユニシス、今期経常を14％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額

　日本ユニシス <8056> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比37.8％増の173億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の228億円→259億円(前期は205億円)に13.6％上方修正し、増益率が11.1％増→26.2％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の111億円→142億円(前年同期は119億円)に27.8％増額し、一転して19.0％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の65円→70円(前期は55円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比40.7％増の57億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.1％→7.9％に改善した。

株探ニュース