昨日のドル円は、109.00円で始まると、東京時間、新型ウイルス感染を嫌気する中、日経平均の下落を受け108.94円まで下落。ロンドン時間、リスク回避の円買い継続。NYダウ平均先物や米長期金利の低下などもありドル円は108.80円まで下落。NY時間、NYダウ平均が下落、米10年債利回りが低下すると、ドル円は108.58円まで下落。しかし、その後、WHOが中国で発生した新型肺炎について「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」と宣言すると、早期収束への期待からNYダウ平均が反発し、ドル円も108.99円まで買い戻され、108.95円でクローズをむかえた。
ドル円、一時108円台半ば。
昨日は、新安値更新。その割には、底堅さも感じる。テクニカル的に、昨日の安値108.58円は、107.65円から110.28円の上昇に対し、押し61.8%(108.65円)をワンタッチ。この辺が押し目の限界レベルか。しかし、109円前後が重くなれば、再度下攻めの可能性が高いとみる。
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