エムアップ Research Memo(6):市場拡大が期待される電子チケットやVR事業にも参入

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最新投稿日時:2020/01/06 15:06 - 「エムアップ Research Memo(6):市場拡大が期待される電子チケットやVR事業にも参入」(フィスコ)

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エムアップ Research Memo(6):市場拡大が期待される電子チケットやVR事業にも参入

配信元:フィスコ
投稿:2020/01/06 15:06
■主な活動実績

(1)イープラスとの業務提携(電子チケット事業)
2019年6月には業界最大手のプレイガイドの1社であるイープラスと業務連携を締結。「イープラスで購入して行けなくなったチケットをEMTGチケットトレードに出品できるサービス」を開始した。エムアップ<3661>は、社会的な意義が高く収益性も期待できるチケットトレードを中心に伸ばしたい考えであり、今後も2次流通市場の拡大に向けて、自らの電子チケット事業の成長はもちろん、他のチケット事業者との連携にも注力していく方針である。

(2)ライブ及びイベント会場での新サービスを開始(EC事業)
ライブやイベント会場でのスムーズな物販を可能とする新サービスを開始した。具体的には、QRコード認証やスマートフォン決済サービスのほか、ファンクラブサイト等による事前販売及び会場受取サービスと独自のPOSレジシステムにより、グッズ購入のために長い列に並ばなくてもよい新たな仕組みを提供するものであり、ファン(会員)と権利元の双方から高い評価を受けているようだ。今後もツアー全公演や夏フェス等での導入を推進し、ECの枠を超えて販売機会の拡大を目指す。また、販売データの活用(ファンの購買行動の分析等)により、権利元へのグッズの提案などマーケティング支援にも取り組む方針である。

(3)VR事業のリリースに向けた進捗
「VR事業」については、サービス開始に向け、イベント会場でのデモPR会を実施(2019年8月~)しており、モニターからの確かな手応えを得ることができているようだ。また、既存メディア(深夜TV番組)とのタイアップによる認知度拡大も実施している。いよいよ2020年上旬にはプレオープンを予定しており、2021年3月期からの本格稼働を目指す。ファンクラブ運営で培ったノウハウを生かし、月額と個別課金を組み合わせた収益モデルや共通ID等によるファンクラブサイト、電子チケットとの連携などに特徴を打ち出す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)


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配信元: フィスコ

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