上値抵抗を突破して再び急騰劇を演じるか?動意前の仕込み場で拾っておきたい
時価総額:18億円
PER:40.15倍
PBR: 3.12倍
携帯販売店を展開しながら、徐々に中古販売(リユース事業)を拡大。全キャリア併売のショップに強みとした通信ショップビジネスのほか、大手キャリアに先がけて下取りサービスを手がける「エコたん」は手軽にWebサイトから販売・買取が行える。
業績面は来週12/12に中間決算発表が予定されており、前回1Q(5-7月)では2期ぶりに黒字浮上している。今期においては3期ぶりとなる黒字転換を見込んでおり、業績回復への期待感も復活。また、10月の売出時に筆頭株主である現代商事から兼松コミュニケーションズに46万株が相対で譲渡されている。さらに大株主には光通信も名を連ねており思惑期待も十分。
株価は前回の決算発表後には急騰を演じて一時648円の高値まで上値を伸ばしたが、その後は過熱感も収束して500円付近でのもみ合い商状となっていた。需給面からはやや上値の重さが気にかかるところではあるものの、日柄を整理して再び動意の機会を待つ形。上値を抑える蓋が取れて550円台に乗せてくるようであれば再び急騰劇を演じても不思議ではない。