東洋製罐が反落、最終赤字転落見通しを嫌気

　東洋製罐 <5901> １１８９　－４１
　５日ぶりに反落。２９日発表の２０１２年３月期の連結業績予想の下方修正を嫌気している。

　営業利益は従来予想の１９５億円から１５０億円（同３９．９％減）に下振れし、最終損益は３０億円の黒字から１５億円の赤字に転落する。主に飲料容器の販売が計画未達となる。原材料・エネルギー価格が当初予想を上回って推移することが想定され、売上、営業利益の減額につながるとしている。最終損益段階では外貨建て資産の為替差損の計上も響く。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券は投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に、目標株価を２８００円から１５００円に引き下げた。

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