ソディック、今期経常を14％下方修正

　ソディック <6143> が11月13日大引け後(15:00)に決算を発表。19年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比68.1％減の25.7億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の36億円→31億円(前期は96.1億円)に13.9％下方修正し、減益率が62.6％減→67.8％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.2億円→10.2億円(前年同期は44.3億円)に32.7％減額し、減益率が65.6％減→76.8％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比82.6％減の5億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の14.1％→3.6％に急低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2019年12月期通期連結業績予想につきましては、売上高は工作機械事業及びその他事業を中心に第3四半期の実績が前回発表予想に対して順調に進捗し、通期では前回発表予想をやや上回る見込みです。一方、利益面につきましては、工場稼働率の低下による売上原価率の悪化や減価償却費等の固定費増加により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想を下回る見込みです。なお、上記の修正予想の前提となる第4四半期の主な為替レートは、１ドル108円、１ユーロ118円を想定しております。　※2019年12月期第3四半期　期中平均レート（実績）：1ドル109円、1ユーロ122円※上記の予想は現時点で入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって異なる結果となる可能性があります。