三井住建道が急反発、上期経常を一転84％増益・最高益に上方修正、通期も増額

　三井住建道路 <1776> [東証２]が急反発し、年初来高値を更新した。30日大引け後、20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の0.6億円→4.7億円に7.8倍上方修正。従来の76.6％減益予想から一転して83.6％増益を見込み、一気に4期ぶりに上期の最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。

　建設事業で設計変更工事を獲得したことに加え、工事採算管理の徹底なども利益を押し上げた。上期業績の好調に伴い、通期の同利益も従来予想の13.5億円→15億円に11.1％上方修正。減益率が14.2％減→4.6％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース