ブレグジット交渉大詰め、ポンドが神経質に上下動=ロンドン為替概況
ブレグジット交渉大詰め、ポンドが神経質に上下動=ロンドン為替概況
16日のロンドン市場は、ポンドが神経質に上下動している。あすのEU首脳会議を目前に控えて、離脱合意に向けたギリギリの交渉が続いている。前日の合意期待報道も、結局は合意草案については本日以降に持ち越されている。DUPが抵抗していることで離脱合意の可能性は低いとの英政府筋の発言報道や、EU関係者からは英国が動かない限り離脱合意は不可能と認識しているとの報道など悲観的な内容でポンドが売られた。一方で、英報道機関によると、バルニエEU首席交渉官はEU委員会で16日中の離脱合意を楽観していると発言した。ポンドは持ち直したが、前日からのレンジ内の動きにとどまっている。ポンドドルは1.26台半ばから1.27台後半、ポンド円は137円台半ばから139円近辺で激しく振れた。この日発表された一連の英物価指標は予想をやや下回る結果だったが反応薄。ユーロは序盤に上値を試したが、すぐに売り戻されている。ドイツ経済およびGDPの数字が打撃を受けるようであれば、景気刺激策を用意、とのドイツ当局者の発言報道が買いを誘い、ユーロドルは1.1060近辺、ユーロ円は120.28近辺まで上昇。その後発表された8月ユーロ圏消費者物価指数確報値は前年比+0.8%に下方改定され、約3年ぶりの低水準となった。ユーロドルは1.1020台、ユーロ円は119円台後半に反落も、東京市場の揉み合い水準に落ち着いた。ドル円は108円台後半と、東京市場からの揉み合い圏を離れず、静観している。欧州株も様子見ムード。
ドル円は108円台後半での取引。ブレグジット交渉の行方を見守るムードとなっており、108.60-80レベルと東京市場からの揉み合い圏を離れていない。欧州株は高安まちまち。米株先物は前日の上昇から反動安も、比較的小幅にとどまっている。米債利回りは10年債が一時1.72%近辺まで低下する場面があったが、ドル円は反応薄。
ユーロドルは1.10台前半での取引。序盤は上値を試す動き。ドイツ経済およびGDPの数字が打撃を受けるようであれば、景気刺激策を用意、とのドイツ当局者の発言報道が買いを誘い、ユーロドルは1.1060近辺、ユーロ円は120.28近辺まで上昇。その後発表された8月ユーロ圏消費者物価指数確報値は前年比+0.8%に下方改定され、約3年ぶりの低水準となった。ユーロドルは1.1020台、ユーロ円は119円台後半に反落も、東京市場の揉み合い水準に落ち着いた。
ポンドドルは1.27台半ばでの取引。あすのEU首脳会議を目前に控えて、離脱合意に向けたギリギリの交渉が続いている。前日の合意期待報道も、結局は合意草案については本日以降に持ち越されている。DUPが抵抗していることで離脱合意の可能性は低いとの英政府筋の発言報道や、EU関係者からは英国が動かない限り離脱合意は不可能と認識しているとの報道など悲観的な内容でポンドが売られた。一方で、英報道機関によると、バルニエEU首席交渉官はEU委員会で16日中の離脱合意を楽観していると発言した。ポンドは持ち直したが、前日からのレンジ内の動きにとどまっている。ポンドドルは1.26台半ばから1.27台後半、ポンド円は137円台半ばから139円近辺で激しく振れた。この日発表された一連の英物価指標は予想をやや下回る結果だったが反応薄。
MINKABU PRESS 松木秀明
16日のロンドン市場は、ポンドが神経質に上下動している。あすのEU首脳会議を目前に控えて、離脱合意に向けたギリギリの交渉が続いている。前日の合意期待報道も、結局は合意草案については本日以降に持ち越されている。DUPが抵抗していることで離脱合意の可能性は低いとの英政府筋の発言報道や、EU関係者からは英国が動かない限り離脱合意は不可能と認識しているとの報道など悲観的な内容でポンドが売られた。一方で、英報道機関によると、バルニエEU首席交渉官はEU委員会で16日中の離脱合意を楽観していると発言した。ポンドは持ち直したが、前日からのレンジ内の動きにとどまっている。ポンドドルは1.26台半ばから1.27台後半、ポンド円は137円台半ばから139円近辺で激しく振れた。この日発表された一連の英物価指標は予想をやや下回る結果だったが反応薄。ユーロは序盤に上値を試したが、すぐに売り戻されている。ドイツ経済およびGDPの数字が打撃を受けるようであれば、景気刺激策を用意、とのドイツ当局者の発言報道が買いを誘い、ユーロドルは1.1060近辺、ユーロ円は120.28近辺まで上昇。その後発表された8月ユーロ圏消費者物価指数確報値は前年比+0.8%に下方改定され、約3年ぶりの低水準となった。ユーロドルは1.1020台、ユーロ円は119円台後半に反落も、東京市場の揉み合い水準に落ち着いた。ドル円は108円台後半と、東京市場からの揉み合い圏を離れず、静観している。欧州株も様子見ムード。
ドル円は108円台後半での取引。ブレグジット交渉の行方を見守るムードとなっており、108.60-80レベルと東京市場からの揉み合い圏を離れていない。欧州株は高安まちまち。米株先物は前日の上昇から反動安も、比較的小幅にとどまっている。米債利回りは10年債が一時1.72%近辺まで低下する場面があったが、ドル円は反応薄。
ユーロドルは1.10台前半での取引。序盤は上値を試す動き。ドイツ経済およびGDPの数字が打撃を受けるようであれば、景気刺激策を用意、とのドイツ当局者の発言報道が買いを誘い、ユーロドルは1.1060近辺、ユーロ円は120.28近辺まで上昇。その後発表された8月ユーロ圏消費者物価指数確報値は前年比+0.8%に下方改定され、約3年ぶりの低水準となった。ユーロドルは1.1020台、ユーロ円は119円台後半に反落も、東京市場の揉み合い水準に落ち着いた。
ポンドドルは1.27台半ばでの取引。あすのEU首脳会議を目前に控えて、離脱合意に向けたギリギリの交渉が続いている。前日の合意期待報道も、結局は合意草案については本日以降に持ち越されている。DUPが抵抗していることで離脱合意の可能性は低いとの英政府筋の発言報道や、EU関係者からは英国が動かない限り離脱合意は不可能と認識しているとの報道など悲観的な内容でポンドが売られた。一方で、英報道機関によると、バルニエEU首席交渉官はEU委員会で16日中の離脱合意を楽観していると発言した。ポンドは持ち直したが、前日からのレンジ内の動きにとどまっている。ポンドドルは1.26台半ばから1.27台後半、ポンド円は137円台半ばから139円近辺で激しく振れた。この日発表された一連の英物価指標は予想をやや下回る結果だったが反応薄。
MINKABU PRESS 松木秀明
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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