■業績見通し
2019年12月期の業績予想についてアルプス技研<4641>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比8.2%増の35,470百万円、営業利益を同5.4%増の3,780百万円、経常利益を同7.1%増の3,860百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同0.5%増の2,680百万円と増収増益を見込んでおり、引き続き最高業績を更新する見通しである。
同社グループの主要顧客である大手製造業各社からの派遣要請が堅調であり、この傾向が継続することを想定している。なお、2019年新卒採用者は314名(計画は250名超)と計画を上回るとともに、外国人材も質を重視しながら80名以上、キャリア採用は160名を計画している。また、先に立ち上がってきた農業関連事業については、本格的な業績寄与には時間を要する見込みであるが、新設された在留資格※の活用により、アグリテック及び就農(アグリ)人材の営業強化に取り組む方針である。
※外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案の成立(2019年4月施行)により、新たな在留資格「特定技能」が2段階で新設されたもの。同社では、これまでのグローバルエンジニアの採用に加え、農業・介護関連事業を展開するに当たっては、新設在留資格の活用を図っていく方針である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<YM>
2019年12月期の業績予想についてアルプス技研<4641>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比8.2%増の35,470百万円、営業利益を同5.4%増の3,780百万円、経常利益を同7.1%増の3,860百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同0.5%増の2,680百万円と増収増益を見込んでおり、引き続き最高業績を更新する見通しである。
同社グループの主要顧客である大手製造業各社からの派遣要請が堅調であり、この傾向が継続することを想定している。なお、2019年新卒採用者は314名(計画は250名超)と計画を上回るとともに、外国人材も質を重視しながら80名以上、キャリア採用は160名を計画している。また、先に立ち上がってきた農業関連事業については、本格的な業績寄与には時間を要する見込みであるが、新設された在留資格※の活用により、アグリテック及び就農(アグリ)人材の営業強化に取り組む方針である。
※外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案の成立(2019年4月施行)により、新たな在留資格「特定技能」が2段階で新設されたもの。同社では、これまでのグローバルエンジニアの採用に加え、農業・介護関連事業を展開するに当たっては、新設在留資格の活用を図っていく方針である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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