今年のお盆は大荒れ
台風が去ったと思ったらまた週末から暑さが戻ってくるようです。
大雨も嫌ですが、厳しい暑さもまいりますね、、、、
お盆は閑散相場と言われていますが、相場の方は乱高下激しい動きとなりました。
週明けにアメリカが中国への追加関税を先送りにするという発表があって夜間でダウと日経先物が大きく上昇しました。
これで底入れかと思った矢先に、翌日にはその上昇分をすべて帳消しにする大幅下落となり、方向感のない上下にボラティリティーが激しい相場となりました。
こういった方向感がなく上下に大きく振れるような相場では、トレンドがないため、スイングトレードではうまくタイミングが合わないと取りにくい流れだったかと思います。
指数は大きく動いていますが、現物株で見ると指225銘柄などはそれほど大きく動いているものはなく、指数の方が手動で大きく動いていたように思います。
動きだけを見ていると翻弄されてしまいますが、こういう時こそチャートをじっくり見て流れをしっかりとつかむ必要があります。
先週からもお伝えしているように、今の株価は21000円を上値抵抗ラインとして、下値抵抗ラインは20200円あたりにあり、これによって挟まれた間を株価が行き来しています。
週前半は短期的な変化日が上に位置していたため、強い流れにはありましたが、通過後は下降トレンドに転換しています。
この下降トレンドは9月半ばまで続きますが、大きく下げるわけではなく、上昇しにくいというイメージです。
動くレンジは先ほどのように20200円から21000円の間なので、この間を上下しながら横ばいで動いていくでしょう。
この下値抵抗ラインは現在は20200円ですが、9月に入ると20300円近くまで上がり、徐々に切り上がっていきますので、下に大きく振れるリスクはなくなっていきます。
そのため、現実的には横ばいの動きでしばらくはこのレンジ内でもみ合いながら調整し、最終的には上値抵抗線の21000円を何度かトライしつつ9月以降に徐々に抜けて更新していくような動きとなるでしょう。
そのため、基本的には大きく下げた時は買い目線で、9月以降の相場を考えると安いものをコツコツと拾っていくのがいいでしょう。
もうないかもしれませんが、20000円というのは日経平均の強さを示す上で意味のあるラインなので、ここを割れることはそう簡単にはないでしょう。
そのため、当面は大暴落と呼べるような急落が起きる可能性は低いので、21000円を目標とした上昇目線で見ています。
ただ、21000円はそう簡単には越えられないので、20700円~20800円まで来たら一旦利益を確定し、下がった時にまた買って何度か小さいレンジ内での上下をうまく取っていきましょう。
基本は先週から同じで下げたところの押し目買い狙いです。