リスクオンの次は?
しかし、このまま上昇していくには材料不足が否めません。米通商代表は携帯電話やパソコンなど一部製品への適用を12月15日まで延期すると発表しましたが、それ以外はいまのところ予定通り9月1日から10%の関税が適用されます。また、冷静にリスク許容度を考えると香港、アルゼンチン、イタリアでの政局、世界的な通貨安戦争、ブレグジットなどあしもと材料はリスクオフです。
また、トランプ相場は緊張と緩和の繰り返しです。現在はリスクオンとなっていますので、この方程式が正しければ次の相場は「リスクオフ」方向です。ストップを107円の少し上に置きつつ、再度105円をテストしにいく展開を予想しています。