ドル円、米中貿易摩擦激化を嫌気して106円台へ。

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最新投稿日時:2019/08/05 09:41 - 「ドル円、米中貿易摩擦激化を嫌気して106円台へ。」(遠藤寿保)

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ドル円、米中貿易摩擦激化を嫌気して106円台へ。

著者:遠藤寿保
投稿:2019/08/05 09:41

マーケットコンディション

先週末のドル円は、107.33円で始まると、東京時間は、107.56円まで買戻しが先行。しかし、トランプ米大統領が「中国と合意するまで徹底的に関税を課す」との見解を示すと、日経平均が下落し、ドル円も106.85円まで下落。ロンドン時間、中国外務省が「貿易戦争は望まないが受けて立つ」「米国が新たな関税を課すならば、対抗措置をとる」などと発表を受け、106円台後半で軟調推移。NY時間、米国雇用統計では、非農業部門雇用者数変化が予想通りの16.4万人、平均時給が予想3.1%に対し3.2%と堅調な発表を受け、ドル円は107円台に回復。しかし、米中貿易摩擦を嫌気し、NYダウ平均が下落するとドル円は106.50円まで下落し106.57円でクローズをむかえた。

ドル円、米中貿易摩擦激化を嫌気して106円台へ。

欧州時間まで、踏ん張ったドル円だったが、トランプ米大統領のツイッターで大暴落。いつものパターンとは言え、破壊力がある。
テクニカル的には、109円を突破したことで、一目均衡表では、雲上限109.588円突破すると三役好転となる可能性が高まったが、昨夜の暴落で、三役逆転の流れに急転。
また、軟調地合いだけに、本日の米雇用統計が弱い数値となると、更に売り込まれるかもしれない米雇用統計では、懸念していたネガティブサプライズはなかった。しかし、米中貿易摩擦激化を嫌気し、1/3のフラッシュクラッシュ以来の106円台に突入。本日は、先週末を引きずる動きとなりそうだ。
テクニカル的には、6/25の安値106.77円を割り込んだことから、112.39円-106.77円-109.31円からの下値拡張61.8%(105.83円)あたりが下値のターゲットとなりそうだ。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想

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