週末の急落で弱気筋を振るい落とし、調整完了で再度上値を窺う
時価総額:1157億円
PER:15.16倍
PBR: 2.08倍
情報サービス業大手で金融・通信向けのソフト開発に強みを持っている。その他取引先として製造業、医療・福祉などがあり、幅広いニーズに対応できるよう技術力を強化。CAMBRICなどの新技術を活用したデジタルビジネスへの取り組みを強化すべくDX推進室を設置。
業績面では7/29に第1Q決算発表を行い前期比で経常利益は25%増益、今期計画に対する進捗率は23.8%となった。各セグメントにおいて生産・受注・販売の実績が概ね堅調に推移しているとみられることから、今後も期待が持てる。とくに海外における受注高がNelito Systems Limited.の株式追加取得の影響から大きく伸びた点は大きい。また4/26には前期の決算とあわせて向こう3ヵ年の中期経営計画を発表している。
株価は前回の決算発表以降で堅調な推移が続いており、直近では高値を更新して2000年以来となる2500円台の水準にまで上昇している。7/30の高値更新時に集めた出来高が大きく、高値掴みした投資家の売り物を消化する必要はあるものの、日柄も調整した後は再び上値を目指す動きになってくるものとみる。