上昇日柄の終了
昨日、ニューヨーク市場ではダウ工業30種平均が1日遅れで節目を切れて来ました。今晩、急反騰でもすれば流れは又変わって来ますが、50ドル安位続落となれば、完全に調整派入りとなりますので注目されます。
さて東京市場、円安となって来たのですがニューヨーク市場に連動。
日経平均は 98円安 21,658円
トピックスは 6.33ポイント安 1571.52ポイント
出来高は概算 9億2千万株で終わりました。
週足が確定しましたが、今週は陽線が立ち、先週末に比べ、192円高という型です。一目を見ますと、3週前と同じで、雲の上限に届いた所で跳ね返されました。
では来週の展望です。何度も申し上げた事ですが、3ヶ月前、4月29日~5月3日まで丸々一週間休場でしたので、週足が存在しておりません。相場の事を知らないお役人の愚策ですが、これによって日足も週足もちょっと私の相場観測法では計算しずらい所になっております。従いまして大まかな計算になりますが、日経平均の変動レンジ、これは珍しく3週連続で同じです。
上限 21,902円
下限 20,560円
大きな変動レンジですから急落があったっておかしくない所です。7月31日のFOMCでの利下げ、これがどんな結果であれ株式市場は世界的に下げに入ると思われます。その理由の一番は上昇日柄の終了です。
では御健闘を祈ります。