【買い】ETFS金<1672>岡安商事㈱・玉川博一

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最新投稿日時:2019/07/26 00:43 - 「【買い】ETFS金<1672>岡安商事㈱・玉川博一」(玉川博一)

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【買い】ETFS金<1672>岡安商事㈱・玉川博一

著者:玉川博一
投稿:2019/07/26 00:43

ETFの買い+ロシア、中国中銀の買いで大相場へ。

ロシア中央銀行、中国人民銀行の金保有高推移、
WGCが先日各国の中央銀行に金の保有についてアンケートしました。金をなぜ買いたがるのか、わかった気がします。新興国はディフォルトの心配がないことが一番のようです。先進国は歴史的地位があるということが大きいようです。そして金が上がっても米国は約8000トン保有しているのでトランプは文句を言わない。
負けじとこのところロシア、中国が金をガンガン買いまくってますね。

       中国    ロシア
2018年12月 1852.3   2113.03 トン
2019年3月  1885.5   2168.3
2019年7月 1916.3   2190.1

★WGCが調査した各国中央銀行への金保有に関してのアンケート調査結果によると
Q,今後12ヶ月で世界の中央銀行の金保有量はどうなると予想するか?
増える  54%  減る 0%  変わらない 38%  回答なし 0%

Q,今後12ヶ月で自行の外貨準備の金は増やすのか?
増やす 8%  減らす 3%  決まってない 74%  わからない 15%

Q,金をどこで取引するのか?
相対取引市場  53% 他の中銀や国際機関から市場外取引 19%
国内生産から 16%  その他 25%

Q、金を保有する目的、動機は?
先進国の場合
1 歴史的地位 100%
2 長期的価値の保持 67%
3 効果的な分散投資 44%
3 危機の時のパフォーマンス 44%
5 政治リスク 33%
5 高い流動性 33%
7 ディフォルトリスクがない 22%
8 方針のひとつ 11%
8 価値ある資産としての担保 11%

新興国、発展途上国の場合
1 長期的価値の保持 83%
2 ディフォルトリスクがない 74%
3 歴史的地位 70%
3 効果的な分散投資 70%
5 危機の時のパフォーマンス 65%
6 政治リスク 57%
7 高い流動性 43%
8 国際金融システムの構造変化 39%
9 方針のひとつ 35%
10 価値ある資産としての担保 30%
11 非ドル化方針の一部 17%

中央銀行全体
1 歴史的地位 78%
1 長期的価値の保持 78%
3 効果的な分散投資 63%
4 ディフォルトリスクがない 59%
4 危機の時のパフォーマンス 59%
6 政治リスク 50%
7 高い流動性 41%
8 国際金融システムの構造変化 28%
8 方針のひとつ 28%
10 価値ある資産としての担保 25%
11 非ドル化方針の一部 13%

そして、世界最大の金ETFのSPDRGoldシェアーズ金ETF残高も今月800トンを超えてきました。7/24現在822.25と前月末比+28.21トン増加してきています。6月の世界全体の金ETF残高2548トンと前月比+126.7トン(+15%増)、7年間で単月としては、最大の増加となりました。月末のFOMCでの米利下げが確実視される中、金関連は買い。
玉川博一
岡安商事 (株)商品アナリスト
配信元: 達人の予想

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