5月のOPEC産油高は、3000万バレル/day割れ前月から23.6万バレルの減少。
そして13日の石油輸出国機構(OPEC)から発表された月報によると5月のOPEC全体の産油高は2987.6万バレル/dayと前月から23.6万バレルの減産となり、3000万バレルの大台を下回った。中でもイラン産油高が237万バレル/dayと前月から22.7万バレル減と経済制裁前から、約120万バレルも落ち込んでいる。ベネズエラ産油高も74.1万バレル/dayと回復の兆しはない。2019年後半は供給不足になるのではないか。25日のOPEC総会では、OPEC内では減産延長で纏まりそうだが、減産延長反対のロシアが翌日のOPEC+非OPEC閣僚会議で合意できるのか注目があつまる。合意すれば上昇すると予想しており、ダブルボトムからの反転相場で買い。
2019.6.21 10:40追記
OPEC総会は、G20後の7/1に延期となりました。OPEC+非OPEC閣僚会議は7/2となりました。イランとロシアの事情によるものと推察されます。