エスケーエレク急反騰、中国向けフォトマスク伸長し１９年９月期業績及び配当予想を上方修正

　エスケーエレクトロニクス<6677.T>が急反騰し、２月７日に付けた高値１８３３円を抜き年初来高値を一気に更新している。１３日の取引終了後、１９年９月期連結業績予想について、売上高を２５０億円から２６１億円（前期比１４．６％増）へ、営業利益を４７億円から５６億円（同２７．４％増）へ、純利益を３２億円から４０億円（同２１．９％増）へ上方修正したことが好感されている。

　上期に、中国向け第１０．５世代および第１１世代用フォトマスクの売り上げが伸長したことが寄与した。また、業績予想の修正に伴い従来１７円を予定していた期末一括配当を１３円増額して３０円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。前期実績に対しては１３円の増配になる予定だ。

　同時に発表した第２四半期累計（１８年１０月～１９年３月）決算は、売上高１３６億９９００万円（前期比３７．３％増）、営業利益３６億２１００万円（同３．１倍）、純利益２６億８４００万円（同２．８倍）だった。

出所：minkabuPRESS