マザーズ先物見通し：欧米休場を控えてポジション調整の動き

本日のマザーズ先物は、上値の重い展開となりそうだ。前日のマザーズ市場は、日経平均が午後に入り、下げ幅を拡大させたことから、センチメントが悪化し、利食い売りが優勢となった。18日の米国市場では、良好な米経済指標を受けてNYダウが反発したことから、朝方のマザーズ先物も買いが先行する可能性がありそうだ。しかし、今晩の欧米市場は、聖金曜日で休場となり、海外勢のフローが限られるなか、手掛かり材料にも欠けることから、ポジション調整の売りも次第に出やすくなると予想される。また、週末であることや、来週から本格化する主力企業の決算発表を控えているというカレンダー事情も相まって、個人投資家による積極的な上値追いの動きも限定的となろう。一方で、昨日まで連日でストップ高をつけたサンバイオ<4592>が本日も関心を集めた場合は、指数インパクトの大きい銘柄なだけにマザーズ先物にとっても下支え要因となろう。上値のメドは930.0pt、下値のメドは910.0ptとする。
＜SK＞