取引自体は低水準でした
朝方は、先週末までの4日間で800円近く下げた反動から自律反発狙いの買いが入って小高く始まると、上海株高などを支えに上げ幅を広げる場面もありましたが、その後は米国株時間外取引の下落などが重しとなって下げに転じ、安値では-87円安の20938円まで下落しました。
売り一巡後は、先物買いから再び切り返すと後場には高値で+120円高の21145円まで上昇しましたが、その後はやや上値が重くなりました。
先週末に発表された2月の米雇用統計が低調だったことが重しとなるなか、今夜発表される1月の米小売売上高を見極めたいとの雰囲気もあって取引は閑散でした。
東証1部の売買代金は1兆8418億円と約2週ぶりの低水準、騰落銘柄数は値上がり1335銘柄、値下がり730銘柄、日経225採用銘柄では値上がり168銘柄、値下がり50銘柄でした。
日経ジャスダック平均は5営業日ぶりに小反発、東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反発しました。
日経平均のテクニカル指標は、底値圏を示唆するものが出始めています。
ココからは徐々に押し目買いのタイミングを計っていくことになるとは思いますが、まだ明確なイメージは持てませんので、もう少しだけ様子を見てもいいのかもしれません。