きょうも薄商いが続くなか

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最新投稿日時:2019/02/25 19:54 - 「きょうも薄商いが続くなか」(斉藤紀彦)

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きょうも薄商いが続くなか

著者:斉藤紀彦
投稿:2019/02/25 19:54

日経平均は約2ヶ月半ぶりの高値で終わりましたが

日経平均は+102円高の21528円と反発しました。

朝方は、米中貿易協議の進展を受けて先週末の米国株が上昇した流れを受けて高く始まると、今朝になってトランプ米大統領が対中関税引き上げの延期を表明したことから米国株時間外取引が上昇して上海株も大幅続伸となったため、高値では+164円高の21590円まで上昇しました。

投資家心理が強気に傾いたことで電気機器や機械など輸出関連株を中心に買いが優勢となりましたが、米中貿易協議の進展はある程度相場に織り込まれていたとみる投資家も多く、後場に入ると日経平均はやや上値が重くなりました。

また3月の決算期末に向けて国内金融機関から戻り待ちの売りが出やすくなるとの観測も相場の上値を押さえましたが、下値は限定的で大引けにかけて底堅く推移しました。

日経平均の21500円回復は昨年12月17日の終値21506円以来となり、12月13日以来およそ2ヶ月半ぶりの高値で終わっています。

東証1部の売買代金は1兆9870億円、騰落銘柄数は値上がり1585銘柄、値下がり467銘柄、日経225採用銘柄では値上がり169銘柄、値下がり48銘柄でした。

日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに6営業日続伸しました。

日経平均のテクニカル指標は、おおかたが高値圏を示唆する状況が続いています。

引き続き売買代金が活況の目安である2兆円を割り込むなか、堅調に推移してはいますが終わってみれば日経平均は終値が始値を下回る陰線となり、やはり上値の重さは意識されます。

目先の天井が近い可能性を指摘してからまだ大きな下落にはつながっていませんが、調整はいつ始まってもおかしくない水準まで来ていると思いますので、

引き続き目先は上がれば段階的に売り上がっておく方がいいと思います。

調整が始まれば、少なくとも上昇中の25日線(今日現在:20915円)程度のところは目標になると思います。
斉藤紀彦
ザイナスパートナー株式会社 代表取締役社長
配信元: 達人の予想

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