買えない材料が適度にあり、踏み上げ仕掛け満載
膠着すれば証券業をはじめとする仲介業はあがったり。
下がるならドンと下がって下値買い需要を獲得したいし、上がるなら上がるで利確と新規買いを奨励したい。
なのに今のところはいろんな材料があり、売るにしても買うにしても投資家がためらっており、行動が沈滞している。
こういう時は「あく抜き」が必要だ。
ベネズエラのダブル大統領下での対立激化やブレグジット問題でメイ首相が辞任準備、ポンペイオ国務長官の去就など、そこそこ意外性のある問題もあるが、いかんせん球不足ではある。
しかし、全般的にいえることは「あまり弱気に傾くことはない」ということだ。
米中問題、米朝問題が思いのほか好展開し、アメリカの財政のがけ問題もトランプ大統領が乗り切るかもしれない。
トランプ流は2017年、2018年とみてきたとおりである。どーんと突きつけて、デイールする手法は変わらない。
下手に空売りをすると一気に踏みあげられる。
よって、個人投資家は「下がってもホールドが苦にならなず、買い増しもできる好きな銘柄」を主眼に日経平均株価が2万円前半までの水準で買い、2万円割れる特別な日があればまた買うというスタンスがお勧めだ。
国内外の情勢が材料だらけであるため、2月15日金曜日にはオーバーナイトを嫌う買い手控え機運が出で来るので、週央までは適度な利確、2月15日に向け、株価が沈静化したところはまた買うというローテーションがいいだろう。
基本は弱気禁物。悪材料がある時は買い。売り材料が見当たらない時が売り時。
これが今も昔もかわらない鉄則。