ドル円の動きは米金利との相関性が高い
米10年債との相関が高いことが分かります。元来、為替レートは金利との相関が高いと言われているわけですが、まさにその通りの結果と言えます。現在のドル円相場はリスクオン・オフ時にドルと円双方が同方向に動くため、ドル円相場単体での方向感の醸成は困難、レンジ相場に陥りやすくなる典型的なパターンとなっています。
目先、注目されるのは今月末にも開催されると言われる米中首脳会談。例年であれば、「感謝祭アノマリー」に対する期待が高まる時期ですが、今年に限っては、米中首脳会談を終えるまで一旦、その日その日のネタに振り回される展開となりそうです。