米中間選挙の結果について
では、ここからの注目点は?と言うと、米金利に向かうのではないかと考えています。米10年債利回りは時間外で3.18%台に低下、比較的落ち着いた動きとなっています。ここから再度3.20%台乗せ、一気に3.25%を上抜けとなった際、株式市場がその金利上昇に耐えられるのかに注目しています。ここから金利上昇の動きがちんたらしたものになれば、株式市場も安定、しばらくはゴルディロックス相場が続き、ドル円も111.00~114.00円のレンジでの動きになるのではないでしょうか。まずは今晩のNY市場での10年債、株式市場の動きを確認したいところです。
日本時間9日午前4時にFOMC政策会合の声明文が発表されますが、雇用統計で賃金上昇も確認できたFRBとしては淡々と利上げを進めていく方針と思われ、こちらについても市場は既に織り込み済み。波乱なく通過するものと考えています。