日経225相場予想 今週も強気継続!?(10/1週)

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最新投稿日時:2018/10/01 11:37 - 「日経225相場予想 今週も強気継続!?(10/1週)」(山口哲也)

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日経225相場予想 今週も強気継続!?(10/1週)

著者:山口哲也
投稿:2018/10/01 11:37

【先週の日経225の動向と今週の主要イベント】

今週の主要経済イベント
先週の日経225(TFX)は続伸。週初23,907円で寄り付いた日経225(TFX)は23,818円まで下落したものの、その後は米国の強い景気とFOMC、日米通商交渉も無難にこなし、24,364円まで上昇。原資産の日経平均の高値も24286.10と1991年以来の高値を付けました。

今週の主な経済指標は図のとおりです。
今週は1日のISM製造業景気指数、3日のISM非製造業景気指数、5日の米雇用統計に注目が集まります。ISM製造業景気指数は毎月第1営業日に発表され、製造業の購買担当者によるサーベイになります。景気の良し悪しを分ける50を超えていれば好況、下回っていれば不況となりますが、先月は61.3と14年ぶりの高水準となっており、今回の予想は60.3と前月から低下はしているものの、マーケットは比較的強い米経済を予想しています。ISM非製造業は、毎月第3営業日に発表され、こちらも先月は50を上回る58.5と強い結果でした。雇用統計は当月の12日を含む週の3週間後の金曜日に発表されるため、通常は翌月第1金曜日に発表されます。失業率は3.8%、非農業部門雇用者数は前月比18.8万人増が予想されており、市場予想の平均値から±1標準偏差が16.6万人増から20.4万人増までとなるため、この範囲を超える場合は、サプライズとなる可能性が高いと思われます。

【日経225(TFX) 週足 チャート】

【日経225(TFX) 週足 チャート】
日経225(TFX)の週足チャートです。
ストキャスティクスが80%を超える高い水準にあり、年明けの高値を越える価格水準となることもあり、利益確定売りによる調整もありえますが、価格は短期・中期・長期で並んでいる移動平均線の上に位置していることから、上昇トレンド継続と見受けられ、値頃感での売りは手控え、押し目買いに徹したいところです。

【日経225(TFX) 日足 チャート】

【日経225(TFX) 日足 チャート】
日経225(TFX)の日足チャートです。
日足チャートも価格が上向きの200日移動平均線や、一目の雲、基準線、転換線の上側に位置しているため、上昇トレンドと見受けられます。
こちらもストキャスティクスが高い水準にあることから、これが大きく下落するようであれば、一度、買いを手仕舞うなどの対処が必要になるかもしれませんが、基本的には基準線(23,836円)や転換線(24,019円)をバックに押し目買いを考えたいところです。

このコメントは弊社テクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
山口哲也
フジトミ証券株式会社 チーフ・テクニカルアナリスト
配信元: 達人の予想

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