スターマイカ、今期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額

　スター・マイカ <3230> が9月20日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。18年11月期の連結経常利益を従来予想の31.1億円→33.4億円(前期は29.8億円)に7.5％上方修正し、増益率が4.4％増→12.2％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.3億円→6.7億円(前年同期は10.3億円)に53.1％増額し、減益率が57.4％減→34.8％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の31円→32円に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第３四半期連結累計期間における業績は、リノベマンションに対する旺盛な需要を取り込むべく、基幹事業であるリノベマンション事業は収益力を引き続き強化し、インベストメント事業では、根強いニーズを捉えた保有物件の一部売却を通じて収益機会を拡大し、アドバイザリー事業では、外部顧客からの手数料収入の増強を図ったことにより、売上高、各利益ともに、好調に推移いたしました。　これまでの業績を織り込み、平成30年11月期の通期連結業績予想を、期初の公表予想（平成30年１月12日付）から上記のとおり修正いたします。　なお、個別業績予想につきましては、概ね連結と同様の理由となります。※業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。　 実際の業績は、今後様々な要因によって上記数値と異なる場合があります。　 なお、１株当たり当期純利益の今回修正予想に関しましては、第３四半期累計期間における期中平均株式数に基づ　 いて算出しております。

　　当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題のひとつと位置付け、中長期的に連結配当性向30％を目標としております。　平成30年１月12日公表の「平成29年11月期　決算短信」において、平成30年11月期の１株当たりの期末配当予想を15.50円としておりました。　上記の配当方針、業績見通し等を勘案した結果、平成30年11月期の１株当たりの期末配当を従来予想の15.50円から１円増配し、16.50円にすることといたしました。