現在の価格は調整が行き過ぎ
中国の需要増加などにより、受注活動は活発だが、2018年3月期業績は120億円の営業赤字となり、株価は1150円近辺から750円近くまで大幅に下落した。その後も、第一四半期の営業利益が33億円超の営業赤字と発表され、株価は反発するタイミングを逸している。
しかしながら、冷静に見ると第一四半期業績の出遅れは、受注状況から十分に取り戻せると思われ、会社側も、今期の業績見通し、115億円の営業黒字を変えてはいない。
第一四半期の新規受注額は772億85百万円と、前年同期比103.7%増であり、これら受注残の増加が、後の利益に跳ね返る構造であることから、現在の価格は調整が行き過ぎていると言えるのではないか。