決算プラス・インパクト銘柄 … ピジョン、ナ・デックス、ピープル (8月31日～9月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ナ・デックス <7435>
　19年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比34.4％増の4.2億円に拡大し、5-10月期(上期)計画の5.2億円に対する進捗率は81.2％に達し、5年平均の34.0％も上回った。

★No.2　ピジョン <7956>
　19年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比24.5％増の116億円に伸び、通期計画の204億円に対する進捗率は57.3％に達し、5年平均の47.4％も上回った。

★No.3　楽天地 <8842>
　19年1月期の連結経常利益を従来予想の9億円→9.5億円(前期は17.7億円)に5.6％上方修正し、減益率が49.2％減→46.3％減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の2.8億円→2.5億円(前期は12.8億円)に10.7％下方修正し、減益率が78.2％減→80.5％減に拡大する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7435> ナ・デックス 　ＪＱ 　 +12.55 　　9/ 6　　　1Q　　　 34.39
<7956> ピジョン 　　　東１　　 +3.35 　　9/ 3　　上期　　　 24.51
<8842> 楽天地 　　　　東１　　 +2.27 　　9/ 5　　上期　　　-39.40
<7865> ピープル 　　　ＪＱ　　 +1.32 　　8/31　　上期　　　-44.25

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース