決算マイナス・インパクト銘柄 … ＡＣＣＥＳＳ、トリケミカル、内田洋 (8月31日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の8月30日から8月31日の決算発表を経て9月3日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　ナトコ <4627>
　18年10月期第3四半期累計(17年11月-18年7月)の連結経常利益は前年同期比12.3％減の9.7億円に減り、通期計画の15.2億円に対する進捗率は64.3％にとどまり、5年平均の71.7％も下回った。

▲No.5　ＡＣＣＥＳＳ <4813>
　19年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常損益は8400万円の赤字(前年同期は3億0400万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<8057> 内田洋 　　　　東１　　 -9.35 　　8/31　本決算　　　　2.46
<5971> 共和工業 　　　ＪＱ　　 -8.37 　　8/31　　　1Q　　　 17.48
<4627> ナトコ 　　　　ＪＱ　　 -7.07 　　8/31　　　3Q　　　-12.30
<3816> 大和コン 　　　ＪＱ　　 -6.09 　　8/31　本決算　　　　1.20
<4813> ＡＣＣＥＳＳ 　東Ｍ　　 -5.71 　　8/31　　上期　　　　赤転

<4369> トリケミカル 　東１　　 -5.52 　　8/31　　上期　　　 50.78
<6309> 巴工業 　　　　東１　　 -3.25 　　8/31　　　3Q　　　 18.62
<3770> ザッパラス 　　東１　　 -0.26 　　8/31　　　1Q　　　　赤拡

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9月3日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース