―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月4日から5日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 川口化 <4361>
18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比55.4%減の7800万円に大きく落ち込み、通期計画の1億8000万円に対する進捗率は43.3%にとどまり、さらに前年同期の67.8%も下回った。
▲No.4 カワサキ <3045>
18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比24.7%減の1億8900万円に減り、通期計画の2億1500万円に対する進捗率は5年平均の119.9%を下回る87.9%にとどまった。
▲No.5 アオキスーパ <9977>
19年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比12.7%減の6.3億円に減り、3-8月期(上期)計画の10億円に対する進捗率は5年平均の72.1%を下回る63.3%にとどまった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4361> 川口化 東2 -9.73 7/ 5 上期 -55.43
<7807> 幸和製 JQ -9.59 7/ 5 1Q -
<6312> フロイント JQ -7.19 7/ 5 1Q 20.40
<3045> カワサキ 東2 -3.24 7/ 5 3Q -24.70
<9977> アオキスーパ JQ -0.75 7/ 5 1Q -12.69
<2789> カルラ JQ -0.61 7/ 5 1Q 1.92
<2493> イーサポート JQ -0.10 7/ 5 上期 -48.98
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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