小島鉄、上期経常を一転赤字に下方修正

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最新投稿日時:2018/06/29 15:15 - 「小島鉄、上期経常を一転赤字に下方修正」(株探)

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小島鉄、上期経常を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2018/06/29 15:15
 小島鉄工所 <6112> [東証2] が6月29日大引け後(15:15)に業績修正を発表。18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の経常損益(非連結)を従来予想の500万円の黒字→7500万円の赤字(前年同期は8800万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
 なお、通期の経常損益は従来予想の1000万円の黒字(前期は1億0500万円の赤字)を据え置いた。

 同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社の主製品である大型油圧プレス機は、形状、能力、機能のほか、納期、一台当たりの金額もそれぞれ異なる個別受注生産でありますので、月単位での売上は一定しておらず、季節的変動によるものでもなく、納期的、金額的なバラツキにより売上の変動が大きく、また、当社製品が大型機械ゆえ、設計・生産着手から納品・据付まで平均して1年程度を要するため、受注から売上計上まで相当期間のズレが生じてしまうのが当社事業の特性であります。なお、一部請負工事物件につきましては工事進行基準を適用して売上処理を行っております。 このような事業の特性を持つ当社におきまして、売上状況につきましては、当118期第2四半期累計期間における売上高は、受注残物件の進捗から、前回予想数値(8億円)においては同水準でしたが、前年同四半期(6億14百万円)においてはこれを上回る7億96百万円の計上となる見込みであります。 利益面につきましては、引き続き原価低減や諸経費全般に亘る削減に努めておりますが、厳しい同業者間競争から想定した利益に至らず、当第2四半期純損失は、不本意ながら前回予想数値(2百万円)を後退しましたが、前年同期四半期当期純損失(81百万円)並みの76百万円となる見込みであります。 受注状況につきましては、当第2四半期累計期間受注高は、鍛造業界向け大型物件2台(18億88百万円)の受注成約を始め、プラント設備工事に関連する大型物件(20億円)の受注に成功し、前年同期(11億54百万円)の約4倍となる44億50百万円へと大きく飛躍することができました。また、受注残高につきましても、前年同期末(16億84百万円)から約3倍となる46億97百万円を確保できております。平成31年11月期は、上記鍛造業界向け大型物件2台が納期を向え、売上高・利益共に貢献し、黒字回復に期待しているところでございます。現在、国内の鍛造・製鉄業界を中心に有望な引き合い物件が浮上しており、この成約に向け全力で取組み、一層の受注増加に向け前進しているところでございます。 平成30年11月期通期個別業績予想につきましては、上記受注物件の当期に係わる工事進行の進捗度合いを勘案し、売上高は予想値20億円を18億円に変更しますが、営業利益・経常利益・当期純利益に関しましては、前回発表の予想通りで推移できる見込みであります。 ※上記予想は、現時点に於いて、入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって、予想数値と異なる結果になる可能性があります。
配信元: 株探

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