どうなる米朝、どうなるFOMC 今週の日経225(TFX)は?(6/11週)

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最新投稿日時:2018/06/11 12:54 - 「どうなる米朝、どうなるFOMC 今週の日経225(TFX)は?(6/11週)」(山口哲也)

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どうなる米朝、どうなるFOMC 今週の日経225(TFX)は?(6/11週)

著者:山口哲也
投稿:2018/06/11 12:54

【先週の日経225の動向と今週の主要イベント】

今週の経済指標
先週の日経225(TFX)は反発。週初22,486で寄り付いた日経225(TFX)は為替が円安に進んだことや海外の株高に呼応して22,991まで値を上げましたが、週末にかけてやや上げ幅を縮小する展開となりました。

今週の主な経済指標は図のとおりですが、12日の米朝首脳会談にも注目です。
経済イベントについては、特にFOMCに注目で、利上げはほぼ確実視される中、3月FOMC時点からの利上げペースの変化があるかどうかが重要だと思われます。
その上で、トランプ大統領のツイート以上にFOMCの結果などから世界的な政治問題についての(各国のホットラインでのやりとり的な)空気感も何かしら読み取れるのではないかと思っています。

【日経225(TFX) 週足 チャート】

【日経225(TFX) 週足 チャート】
日経225(TFX)の週足チャートです。
日経225(TFX)は、先週も一時26週移動平均線を若干割り込む展開を見せましたが、終値ベースで見れば、26週移動平均線をサポートとして推移しているように見受けられます。ストキャスティクスは高い水準にあるものの、13週、26週、52週移動平均線が上向きで価格はこれらを上回って推移しているため、中長期的な観点からは引き続き押し目買いを考えたいところです。

【日経225(TFX) 日足 チャート】

【日経225(TFX) 日足 チャート】
日経225(TFX)の日足チャートです。
一方、日足チャートは、一目の基準線と転換線、200日移動平均線と一目の雲がサポートとして機能しているものと思われます。また、レジスタンスは23,000から23,140前後にあると考えられ、当面はこの水準へのトライ(&エラー?)を考えています。
チャート的には引き続き上昇トレンドと見ており、ストキャスティクスも上昇傾向になってきていることから、押し目買いを考えたいところです。
なお、週末からロシアでサッカーワールドカップが開催されますが、世界的なスポーツイベント時は、相場のボラティリティが低下することが多いように考えており、今週大きな経済イベントが集中していることもあり、来週以降の値動きはあまり大きなものになりにくいかもしれません。

このコメントは弊社テクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
山口哲也
フジトミ証券株式会社 チーフ・テクニカルアナリスト
配信元: 達人の予想

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