注目銘柄ダイジェスト(前場):スクロール、やまねメディ、アクセルなど

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最新投稿日時:2018/05/25 11:59 - 「注目銘柄ダイジェスト(前場):スクロール、やまねメディ、アクセルなど」(フィスコ)

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注目銘柄ダイジェスト(前場):スクロール、やまねメディ、アクセルなど

配信元:フィスコ
投稿:2018/05/25 11:59


リボミック<4591>:652円(+60円)
大幅反発。加齢黄斑変性症の治療薬として米国での治験実施を準備している「RBM-007(抗FGF2アプタマー)」について、物質特許が米国で成立し、特許番号(9987298)が付与されたと発表している。FGF2の作用を阻害するアプタマーをカバーする物質特許で、この出願については全世界で初の特許成立となった。


やまねメディ<2144>:401円(+45円)
大幅続伸。6月28日開催の定時株主総会に定款一部変更を付議すると発表している。「障害者支援施設の運営」などのほか、「仮想通貨の交換業及び仮想通貨に関する販売所・取引所の運営、管理」を事業目的に追加する。介護保険法改正により介護保険事業と障害福祉サービス事業を同一事業所で運営する共生型サービス事業が位置付けられたことに伴う措置。また、今後の事業多角化や新規事業への進出に備える。


ADWAYS<2489>:563円(+44円)
大幅に5日続伸。6月27日開催の株主総会に定款の一部変更を付議すると発表している。事業目的として「ブロックチェーン技術等を利用した業務」「仮想通貨関連業務」「資金決済に関する法律に基づく仮想通貨交換業」を加える。仮想通貨関連事業への進出を巡り思惑買いが向かっているようだ。前日に発表した韓国サムスン電子とのグローバル提携を好感した動きも続いているもよう。


アルファポリス<9467>:4605円(+15円)
連日で上場来高値更新。6月30日(実質的には6月29日)を基準日として1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げて株式の流動性を高め、投資しやすい環境を整えるとともに投資家層の拡大を図ることが目的。流動性向上に期待した買いが先行したが、前日まで11日続伸していたから上値では利益確定の売りも出ているようだ。


アクセル<6730>:1124円(+104円)
反発で年初来高値を更新。足元ではブロックチェーン関連の一角として動意をみせているが、高性能グラフィックスLSIを手掛けていることもあり、仮想通貨のマイニングの関連銘柄としての思惑等も高まっているようである。株価は強いリバウンド基調が継続しており、16年12月の戻り高値水準をクリアしている。15年8月戻り高値の1800円近辺を意識したトレンド形成が期待されてこよう。


IHI<7013>:4175円(+115円)
反発で年初来高値更新。SMBC日興証券では投資評価「2」から「1」に格上げ、目標株価を3500円から5500円に引き上げている。同社業績を支えるのは航空・宇宙・防衛事業。SMBC日興証券ではではスペアパーツ事業の展望を詳細に分析し、収益性が高いスペアパーツ、オーバーホール事業が堅調に推移すると予想。また、新型エンジンであるPW1100Gの1台あたり赤字額が縮小することを織り込み、同事業の営業利益は19/3期の523億円から20/3期には656億円と大幅に増益するものと予想しているようである。


石川製<6208>:2414円(+154円)
大幅反発。トランプ米大統領は24日、6月12日にシンガポールで予定していた米朝首脳会談について「いまは不適切だ」として中止する考えを表明した。この影響から地政学リスクへの警戒が高まりやすく、防衛関連に短期筋の資金が向かう格好。一方で、北朝鮮側は和平の取り組みを継続すると表明。米国に首脳会談開催を再考する時間を与える意向を示唆するなど、方向感は見極めづらいところ。報道等に振らされやすく、目先は荒い値動きが続きそうである。


新晃工<6458>:2052円(+177円)
大幅反発で直近戻り高値を更新している。国内証券で格上げが観測されており、これを材料視した買いが集中しているようである。直近2日間で大きく調整したが、この陰線を吸収。一目均衡表では再び雲を上放れてきており、1月高値(2220円)を意識したトレンド形成が期待されてくる。


スクロール<8005>:627円(+72円)
大幅続伸で5月16日以来の年初来高値を更新。19年3月期月次売上高(4月度)を発表。前年同月比24.1%増と好調だったことが材料視されている。また、 メリルリンチ・インターナショナルの保有割合が5.02%となったことも、海外資金流入との思惑から引き続き手掛かり材料となっているようである。


キリンHD<2503>:3124円(+143.5円)
大幅反発。SMBC日興証券では投資評価を「2」から「1」に格上げし、目標株価を3050円から3600円に引き上げている。収益改革が止まらないことや改革続行の成果が業績面に顕在化しつつあること、キャッシュフロー拡大で還元姿勢が一段と強まる展開を予想している。また、今後3年間の事業利益成長率は年率7.8%、食品業界平均3から4%を上回る成長が続くとみている。その他、バリュエーションには依然割安感があるとの見解を示している。


メック<4971>:2152円(+37円)
反発。岩井コスも証券では投資判断「B+」を据え置き。目標株価を2350円から2400円に引き上げている。半導体需要の拡大等を背景にパッケージ基板向け銅表面処理剤などの生産量拡大。18/12期の第1四半期は大幅増益で着地。通期の会社計画は保守的で、上振れの可能性が高いとみている。また、5G、AIoT、自動運転などの普及進展を背景とした、高付加価値な処理剤等の需要拡大を期待している。


日ケミコン<6997>:4145円(+130円)
3日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、「Overweight」を据え置き、目標株価を4500円から5000円に引き上げている。アルミ電解コンデンサ事業の収益拡大を見込んでいる。アルミ電解コンデンサの需要は車載・産機・白物家電向けで拡大しており、持続的成長が期待できる局面に入ったと考えているようである。また、中期的には電源喪失時ドアロック解除などのバックアップ用小型EDLCの需要拡大にも注目している。

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配信元: フィスコ

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