日経225(TFX) 目先のサポートは22,776円か?(5/21週)
【先週の日経225の動向と今週の主要イベント】
先週の日経225(TFX)は小幅に続伸。先週もボラティリティは比較的低い状況で、週間の高低差は266円程度ですが、週足ベースでは8週連続での陽線引けとなっています。先週は米中貿易摩擦問題が後退したことや円安なども頼りにじりじりと値を上げる展開となり、22,903円で週を終えました。
なお、主な経済指標は図のとおりです。
【日経225(TFX) 週足 チャート】
日経225(TFX)の週足チャートです。
日経225(TFX)は13週、26週、52週移動平均線を上回って推移しており、ストキャスティクスも高い水準にはあるものの上昇傾向となっているため、中期的な視点では22,513に位置する26週移動平均線をバックに引き続き押し目買いを考えたいところです。
【日経225(TFX) 日足 チャート】
日経225(TFX)の日足チャートです。
一方、日足チャートは価格が一目転換線、基準線、雲、200日移動平均線の上側に位置しており、これまでお伝えのとおり、一目転換線をサポートとした値動きとなっています。
ストキャスティクスが高い水準で張り付いているため、スピード調整にも注意が必要ですが、基本的には転換線(22,776)や基準線(22,488)をバックに押し目買いを考えたいところです。
このコメントは弊社テクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
フジトミ証券株式会社 チーフ・テクニカルアナリスト
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