セーラーが商い増勢のなか続伸、文具・ロボットいずれも好調で新高値目前
セーラー万年筆<7992.T>が続伸、売買高も増勢で前場11時現在で前日終日分の商いをこなしている。株価は3月 28日につけた年初来高値369円の払拭が目前だ。高級万年筆がアジア地域で引き合い旺盛となり収益を押し上げているが、直近、4月27日には文具大手のプラス(東京都・港区)と資本・業務提携することを発表したこともあり株高期待が増幅している。プラスは昨年度のグループ売上高が1600億円という優良企業で、セーラーにとっても一段の業容拡大期待が膨らんでいる。さらに、セーラーは産業ロボット分野でも実績を積み重ねている。取り出しロボットとオートメーションシステムは業界で圧倒的なシェアを有しており、企業の設備投資意欲の拡大を背景に追い風が強い。18年12月期はロボット部門の牽引で営業利益1億2500万円と前期比8倍近い伸びが予想されている。
出所:minkabuPRESS
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