決算発表も本格化!22,500円を上回る?今週の株式展望(4/23週)

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最新投稿日時:2018/04/23 10:40 - 「決算発表も本格化!22,500円を上回る?今週の株式展望(4/23週)」(山口哲也)

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決算発表も本格化!22,500円を上回る?今週の株式展望(4/23週)

著者:山口哲也
投稿:2018/04/23 10:40

【先週の日経225の動向と今週の主要イベント】

先週の日経225(TFX)は、前週末に米英仏によるシリア攻撃が行なわれたことへの影響は限定的で、週初に21,999円で寄付き週半ばまでは21,900円から22,100円の間で方向感の乏しい展開になりました。その後は、海外株式市場の上昇や日米首脳会談が無難に終了したことなどを受けて、一時は22,527円まで上昇。
その後、週末にかけて再び22,200円から22,400のレンジ相場での推移となり22,255円で引けました。
今週は26日にECB理事会、26日・27日に日銀金融政策決定会合、25日にトルコ中銀政策金利といった金融政策の発表が控えており、特にECB理事会においてはQE終了についての言及があるかどうか、日銀については経済・物価情勢の展望(展望レポート)の内容に注目です。

また、23日には米3月中古住宅販売件数、24日に米3月新築住宅販売件数、26日に米3月耐久財受注、27日に米第1四半期GDP(速報値)の発表にも注目です。なお、米1QGDPの市場予想は2.2%と4Qの確定値2.9%に比べ低いものとなっています。

【日経225(TFX) 週足 チャート】

【日経225(TFX) 週足 チャート】
日経225(TFX)の週足チャートです。
先週はレジスタンスとして意識される22,000円や13週移動平均線を上回り、26週移動平均線に上値を抑えられる展開となりましたが、52週異動平均線が上向きでストキャスティクスも上昇基調となっているため、メインシナリオとしては26週移動平均線を上回る展開を予想しています。
週足ベースでのレジスタンスは、先週の高値や26週移動平均線が位置する22,500円どころ、サポートは先週の安値や13週移動平均線が位置する21,850円どころ。
中期的な売買戦略としては、52週移動平均線をバックに21,900円前後での押し目買いを考えたいところです。

【日経225(TFX) 日足 チャート】

【日経225(TFX) 日足 チャート】
日経225(TFX)の日足チャートです。
先週お伝えのとおり、先週は22,000円のレジスタンスをブレイクする展開となりました。
今週は米国だけでなく日本においても決算発表が目白押しとなっており、材料はどちらかと言えば、相場にプラスとなりそうです。
チャート的にも価格は下値を切り上げつつ22,000円を上回り、基準線、転換線、200日移動平均線も右肩上がりとなっているため、今後、一目の雲を上回って来ると予想しますが、ストキャスティクスが高い水準にあるため、スピード調整的な動きには注意が必要です。


このコメントは弊社テクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
山口哲也
フジトミ証券株式会社 チーフ・テクニカルアナリスト
配信元: 達人の予想

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