2015年5月15日から本日(5月29日)で日経平均が11連騰になりました。過去40年のデータでは3番目、戦後から見ても6番目の連騰で正に記録的な上昇となりました。
ちなみにバブルが崩壊した1990年以降では10連騰が一度も無い中での記録ですので今回のインパクトが大きいかおわかりになると思います。
なぜ日経平均はそんなに上がったのか?
「デフレの脱却」を最大の使命として2012年秋より始まったアベノミクス。
「黒田バズーカ」と言われた日銀の金融政策や政府による財政出動、GPIFを始めとした年金資金の下支えもあり、古参の個人投資家もアベノミクス以降から株式投資家を始めた新参の個人投資家もこぞって株を買い始めたことでアベノミクス開始の半年後の2013年5月には8,000円台後半だった日経平均が16,000円近くまで上昇しました。
ただし11連騰になった最大の理由はアベノミクスの恩恵による企業業績の回復が挙げられます。
先ほどの16,000円到達時はまだまだ官製相場で企業業績も回復しておらず、投資家も半信半疑な部分もあったと思います。それから消費税増税等のいくつかの試練を乗り越えて企業業績も目に見えて回復し、更に上場企業の投資家への意識向上(自社株買いの活用など)もあり、国内・海外の投資家が安心して投資できる状況になったことがこの記録劇に発展したのだと考えられます。
日経平均は今後どうなる?
今回はアベノミクスの象徴劇として記憶に残る出来事になると思われますが、仮に投資をしていない方ならば、景気回復を肌で実感している方は多くはないと思います。少なくてもバブル期の1980年台や90年台のある意味浮世感など全く感じていないはずです。
つまり今回の11連騰はバブルなど微塵も感じない状態での現象なのです。
「バブルはまだまだ先である」「いまから投資を初めても遅くは無い」
筆者はそのように考えています。
当然、この連騰はいつかは終わります。この記事で株式投資に興味をもった方がいたとするなら株式の口座開設が完了する前に連騰は終わっていると思います。
ただし株式市場のバブルはまだこれから、第二第三の連騰劇には十分間に合います。株式投資を始めるのは決して難しいことではありません。まず口座を開設しましょう。連騰劇がまたすぐ始まるかもしれませんので口座開設が早いネット証券がオススメです。
みんかぶでは個人投資家のアンケートを元に厳選に比較した「ネット証券比較」を準備していますので、ぜひ口座開設の参考にして頂ければと思います。
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