加地テック、前期経常を35％下方修正

　加地テック <6391> [東証２] が4月16日大引け後(16:30)に業績修正を発表。18年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の3.5億円→2.2億円(前の期は3.6億円)に35.4％下方修正し、減益率が2.8％減→37.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の3.4億円→2.1億円(前年同期は2.6億円)に36.4％減額し、一転して19.0％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の業績予想につきましては、大口の石油精製・石油化学向け案件の販売時期が来期以降へ変更となったこと、及びアフターサービスの売上が伸び悩み、売上高は前回予想を下回る見込です。営業利益、経常利益及び当期純利益についても、経費削減効果はあったものの、売上高減少の影響、コスト削減が予定通り進捗しなかったこと、並びに水素ステーション向け圧縮機の将来に向けての機能向上の取り組みにより、前回予想を下回る見込みです。　なお、2018年3月期の期末配当予想につきましては、前回予想の1株当たり60円00銭から変更ありません。※上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき算出しており、実際の業績は今後様々な要因により異なる可能性があります。