■反発期待
金融と情報・通信技術を基盤とした新しいサービスを提供する目的で設立された、インタートレード(3747)JIA(7172)、PCIホールディングス(3918)との合併会社イーテアの動向も気になるところ。
1月31日に決算を発表。
18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は1億3400万円の黒字(前年同期は3億2500万円の赤字)に浮上し、通期計画の2億円に対する進捗率は67.0%となった。
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比85.9%減の6600万円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は2億0100万円の黒字(前年同期は7900万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-2.6%→3.5%に急改善した。
[出典:株探]
2Qまでの不調を3Qで打ち消し、黒にしてきました。
前年同期では赤字拡大だっただけに好サプライズ。
大型請負案件獲得も目論んでいるようで、本決算・来期見通しにも期待が持てそうです。
そして、
3月22日に業績・配当修正を発表。
18年3月期の連結経常利益を従来予想の2億円→4億円(前期は1.4億円)に2.0倍上方修正し、増益率が40.8%増→2.8倍に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.6億円→4.6億円(前年同期は3.8億円)に74.9%増額し、一転して20.4%増益計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の7円→8円(前期は5円)に増額修正した。
[出典:株探]
一時は1000円台に乗せていましたが、既に織り込み済みだったか、上方修正発表後は利確優勢。
その後、一時914円を割る展開もありましたが、900円以下では買いが入ります。
持ち直しから再度1000円方向への動きを期待。