今日の半歩先読み
リコーが北米事業の低迷で数百億円規模の減損処理を検討していることがわかったとの記事に注目です。2008年に買収した米事務機販売大手の収益が想定を下回っているからだそうです。日経1面の社名入りの悪材料記事です。この記事によって、安く始まりそうですが、短期的には下げすぎのリバウンドを狙える可能性があります。リコーは、アナリストのカバー銘柄なので、この報道を受けてリコーを担当しているアナリストから今日中にコメントが出てきそうです。アナリストとしては、「こんなことは判らなかった、ネガティブだ」と言うより、「前々から想定していた、構造改革の進展としてポジティブだ」と言ったほうが、格好良さそうです。そのようなコメントをきっかけに株価が反転する可能性がありそうです。
リコー (7752)1,198円
今日も皆様に相場の福が授かりますように!!
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