米株式市場は反発したが、日本は円高が重しに?
ただし、NYダウ(TFX)は26,835ドルから23,027ドルまでの3,808ドルの下落に対して先週末には25,000ドル台まで、半値以上値を戻したのに対し、日経平均(TFX)は週末にかけて105円台半ばへ円高が進んだことなどが重しとなり、24,238円から20,683円までの3,555円の下落に対して高値でも22,052円と1,370円(38.5%)程度の戻りとなっています。
今週は21日に米1月中古住宅販売件数とFOMC議事録(1/30-31日開催分)が公表されます。中古住宅販売件数は、1月に発表された前回(12月)分の販売件数が前月比マイナス3.6%(市場予想-1.89%)、557万戸(同570万戸)と弱い結果となりましたが、米国の住宅需要自体は堅調に推移する中、再度増加に転じるかどうかが注目されます。
なお、市場予想は前月比プラス0.9%、562万戸となっています。
また、FOMC議事録公表については、今後のインフレと利上げペースを読み取ることが重要です。
日経225週足チャートは先週末、52週移動平均線にサポートされ、26週移動平均線を上回って引けました。そのため今週は26,070付近に位置する26週移動平均線にサポートされる形での推移となりそうです。