ステアリング製品の販売増加寄与し黒字化
2月2日の決算、18年3月期第3四半期累計の連結税引き前損益は184億円の黒字と、前年同期111億円の赤字から浮上して着地した。併せて、通期の同損益を従来予想の225億円の黒字から250億円の黒字に11.1%上方修正し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
主にアジア及び日本において二輪車用製品、四輪車用製品及びステアリング製品の販売が増加し増収となったことが寄与。
チャート面では16年9月からの中期的な上昇傾向にある中、短期的には1300円~1400円での保ち合いで推移。一度保ち合い放れを試した高値1503を上抜け、上昇トレンドを確かなものとしたい。
業種:輸送用機器
時価総額:1064.2億円
PER:8.94倍
PBR:1.14倍